昨今、製造業では『スマートファクトリー』や『DX』に注目が集まっています。
その一環として、製造工程の設備データ(PLC)を一元管理して、定周期でデータベースに蓄積することがよくあります。
蓄積しただけで活用されないということがないように活用方法の一つを紹介していきます。
今回は以下で紹介している記事の手順②になります。
PostgreSQLにテーブルの作成(CREATE TABLE)
まずは、設備データのサンプルを新規登録するためのテーブルを作成します。
A5:SQL Mk-2からCREATE TABLEコマンドを発行します。
A5:SQL Mk-2を使ったことがないという人は以下の記事でインストール方法をまとめていますので、ぜひ試してみてください。
PostgreSQLをインストールして、A5:SQL MK-2から接続する方法
create table public. facilities (
タイムスタンプ timestamp
, センサー1 numeric(3,1)
, センサー2 numeric(3,1)
, センサー3 numeric(3,1)
)
『SQLを実行』をクリックします。
facilitiesテーブルが作成されたことが確認できたら完了です。
サンプルデータのCSVファイルをコピー
サンプルデータのCSVファイルをExcelで開きデータをコピーする。
PostgreSQLにサンプルデータを新規登録
『トランザクションの開始』をクリックする
先ほどコピーしたデータを『Ctrl+V』でペーストする
『コミット』から『はい』をクリックすると変更内容が確定されます。
誤ったデータを張り付けたりしてしまった場合は『ロールバック』することで変更前まで戻すことができます。
以上で設備データのサンプルをPostgreSQLに新規登録することができました。
おつかれさまでした。
まとめ
CSV形式のデータをコピペでPostgreSQLに新規登録する方法を紹介しました。
SQL文を発行してデータを挿入(INSERT)するより簡単にそして早く新規登録することができます。
とても時短になるので、テストデータを作る際など参考にしてみてください。